働くということ。
人は何のために働いているのだろう。
私は生きて死ぬだけだけど、延命のために働いている。
だらだらと働いている。
ふと、私を指揮する39歳パートで七年この仕事続けている人は、一体何を考えて、この不毛な作業を毎日しているのだろうと思う。
年収は私と変わらない程度で、もう何もかも諦めたつもりなのだろうか。
それとも外の世界のことを知らないのだろうか。
「みんなやってるからやろう」「会社ってそんなもんじゃないのか?」と私に語りかける。
長残業を必ずやって帰る彼にとって、会社と村の祭りが全てなのだろうか。
私には分からないことが多い。
自分のこともよく分からないのに、他人のことなんて分かるはずが無い。
分からないことが多い。
たぶん分からないまま終わるんだと思う。